『キャッスルロック』シーズン1を徹底解説!
あらすじ・ネタバレ(見どころ)・キャスト(登場人物)・評価(感想)。
スティーヴン・キングとJ.J.エイブラム製作による全米震撼のミステリーホラー。
呪われた町を舞台に、1991年に起きた事件から現在に続く不可思議な事件に巻き込まれる人々を描いたミステリードラマ。
本記事では、U-NEXT(ユーネクスト)のおすすめ海外ドラマ『キャッスルロック』シーズン1について、わかりやすく解説します。
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あらすじ
U-NEXT(ユーネクスト)海外ドラマ
『キャッスルロック』シーズン1
ショーシャンク刑務所の所長レイシーが、湖に飛び込み自殺します。
所長が交代したのを機に、普段は使われていない刑務所の地下を調べると、地下の牢屋から”ヘンリー・ディーヴァー”と名乗る男が発見されます。
“ヘンリー・ディーヴァー”とは、1991年に一時行方不明になっていた男の子の名前。
地下牢にいた男の正体とは!?
ドラマは、”ヘンリー・ディーヴァー”を中心に、1991年と現代を行き来します。
ごちゃごちゃにならないようにご注意ください。
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ネタバレ・見どころ
U-NEXT(ユーネクスト)海外ドラマ
『キャッスルロック』シーズン1
ネタバレ・見どころについて、わかりやすく解説します。
1991年
メイン州の町キャッスルロックで11日間行方不明だった11歳の黒人の少年ヘンリー・ディーヴァーが、保安官アラン・パングボーンによって、凍った湖上で発見されます。
しかし、ヘンリーには、当時の事件の記憶がありません。
同時期、ヘンリーの養父マシューは牧師をしていましたが、湖のほとりの崖から落下し、瀕死の渋滞となります。(その後病院で、ヘンリー少年の幼なじみのモリーによって殺害されます)
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ショーシャンク刑務所
シーンは現代に戻ります。
いつも通りの朝、ショーシャンク刑務所の所長レイシーは妻と朝食を済ませ、職場に向かいます。
しかし、到着した場所は、湖のほとり。
レイシーは車に乗ったまま湖に飛び込み、自殺します。
これまで、ショーシャンク刑務所では4人の所長が亡くなり、キャッスルロックでは不可解な事件が頻繁に発生しています。
所長が交代したのを機に、普段は使われていないショーシャンク刑務所の地下を調べると、地下の牢屋から”ヘンリー・ディーヴァー”と名乗る男が発見されます。
“ヘンリー・ディーヴァー”とは、1991年に一時行方不明になっていた男の子の名前です。
大人になったヘンリー・ディーヴァーは、現在弁護士の仕事をしています。
刑務所の看守の一人は、地下牢に閉じこめられていた”青年”のことが公表されないことに不信感を抱き、ヘンリーに情報をリークします。
看守はある日の夜、監視カメラに映る”青年”が牢屋を抜け出し、同僚の看守たちを殺す映像を見ます。
慌てる看守でしたが、それは”青年”が見せた幻覚の映像でした。
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ジャッキー・トランス
ヘンリーは、バーでジャッキー・トランスと出会います。
ジャッキーは、「当時11歳のヘンリーが養父マシューを湖に突き落とし殺害したことを知っている」と告げます。
元保安官アランは、前所長レイシーとは古い付き合いです。
アランは、レイシーが残した手紙を発見します。
手紙には、「”悪魔”は存在する。”悪魔”は人の姿をしている。」という内容が書かれていましたが、焼いて捨ててしまいます。
ほかにもアランは、レイシーが亡くなる前に「キャッスルロックの元凶を見つけた。捕まえて檻に入れている。」とも聞いていました。
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幼なじみのモリー
ヘンリーは母親の住む実家を売ろうと不動産業者で働くモリーに会いにいきます。
モリーは、子どものころヘンリーの家の向かいに住んでいた幼なじみの女性。
モリーはマシューを殺害した過去に今でもとらわれていて、ヘンリーとは距離を置きたがります。
(バーでヘンリーが出会ったジャッキーは、モリーの同僚です)
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詰め寄るヘンリー
元保安官アランに、真実を話すように詰め寄るヘンリー。
アランはマシューから「ヘンリーに突き落とされた。」と聞いていたことをヘンリーに告げます。
しかし、ヘンリーには当時の記憶がありません。
アランは幼いヘンリーを守るために、当時意図的にマシューの事故を調べなかったと告白します。
一方、ショーシャンク刑務所では、以前ヘンリーに”青年”のことをリークしていた看守が刑務所内で銃を乱射する事件を起こし、射殺されます。
事件には”青年”の能力が関係しています。
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夜の町を徘徊する青年
ショーシャンク刑務所から釈放された”青年”は、夜の町を徘徊し始めます。
立ち寄ったある家では、家族団らんで食事中でしたが、”青年”が見つめた瞬間、その家の父親は凶暴化し、家族を襲いはじめます。
一方、アランの保安官としての功績をたたえる式典へ参加したヘンリーと養母ルース。
ルースは式典中に突然橋から飛び降ります。(命に別状はない)
30年来ルースに思いを寄せていたアランは、怒りに震え、ルースの件に関係があるはずだと”青年”を森に呼び出します。
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アランと青年
森の中でアランと”青年”が対面します。
アランは、前所長レイシーが”青年”を地下牢に幽閉しようとした日に、レイシーが車で”青年”を運んでいたのを目撃していました。
そのときアランは、レイシーから「信じろ。」と言われた一言で、レイシーを見逃していました。
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ヘンリーの子ども時代
ヘンリーの家の納屋に住んでいる”青年”は、ヘンリーの子どもの頃のビデオを見ています。
“青年”の様子を見ていたヘンリーは、徐々に昔の記憶を思い出します。
モリーに会ったヘンリーは、モリーから「マシューを殺したのは自分だ」と告白を受けます。
さらにヘンリーは、11歳のときに発見された森の中で、2人の男ウィリーとオーディンに出会います。
そして2人は、ヘンリーに養父マシューについて語り始めます。
2人は霊的なことを研究していて、マシューもそうしたことに興味があったと話します。
その霊的なことを2人は”スキスマ”と呼んでいます。
そして”スキスマ”の交信ができるという部屋にヘンリーを連れていき、ヘンリーを騙して部屋に閉じ込めます。
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復讐を誓う青年
一方、”青年”は自分を地下に閉じ込めた関係者に復讐をすると言い出します。
27年前のマシューの幻影が頻繁に養母ルースの頭を襲います。
現在と過去を混同してしまうルースの意識は、27年前と現在を行き来し記憶をたどっていきます。
幻影マシューに怯えるルースは、意識が朦朧とし、亡霊に向けて銃を撃ちます。
しかしその発泡は、アランを誤って銃で撃ってしまう結果となってしまいます。
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ゴードンとリリス夫婦
自殺したレイシーの家を買い、風変わりな宿をオープンさせたゴードンとリリス夫婦。
しかし、宿には何かが取り憑いています。
その何かに操られるように、宿に泊まった客をゴードンは殺害してしまいます。
一方、”スキスマ”の交信ができるという部屋に閉じ込められていたヘンリーは、モリーに助けられます。
自宅に戻ってきたヘンリーに”青年”は、「地下牢にいたときから、ずっと待っていた」と告げて姿を消します。
そして、ヘンリーは前所長レイシーが何かを隠していたと考え、ゴードン夫婦の家の地下室へ忍び込みます。
そこでゴードンに殺されそうになりますが、間一髪のところで、ジャッキー・トランスに助けられます。
ジャッキーは、不動産業の仕事で、一度ゴードン家を訪れていて、そのときに不信感を持っていたため、ゴードン家の様子を見にきていたところでだった。
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元の世界のヘンリー・ディーヴァー
シーンは急展開します。
“青年”が本物のヘンリー・ディーヴァーとして物語が進みます。
“青年”は、ビジネスマンとしてプレゼンをしています。
アルツハイマーの研究をしていて、猫で治療薬の実験に成功したと報告します。
そして仲の良さそうな奥さんと一緒に帰宅します。
ある日、実家のあるメロウ州にきた”青年”は、モリーと会います。
モリーは”青年”のことをヘンリー・ディーヴァーと呼びます。
実家の中で”青年”は、黒人の少年(見た目は今まで登場していた黒人のヘンリー・ディーヴァーの11歳の時の姿)が閉じ込められているのを発見します。
さらに”青年”は、養父マシューが残した数多くのカセットテープを発見します。
テープにはキャッスルロックに関する見解がいろいろと録音されています。
少年を引き取ることになった”青年”とモリーは、警察の護衛中に、勝手に夜の森へ向かいます。
森につくと走り出す少年。
それを追う、モリーと”青年”。
だが、少年は不思議な力で、過去の映像をモリーと”青年”に見せます。
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舞台は再び、もとの世界
“青年”は今いる世界とは別の世界からやってきていたのです。
呪われた町キャッスルロックは、二つの世界に存在しています。
森には二つの世界をつなぐ扉があります。
“青年”はもとの世界に戻る鍵は、ヘンリーであると考えています。
“青年”はモリーに、ヘンリーを墓地に連れてくるようにお願いをします。
その後、”青年”とヘンリーは別々の場所で警察に捕らえれてしまいますが、”青年”の不思議な力で警察署内から抜け出し、二人で森にやってきます。
森にきたヘンリーは、”すべて”を思い出します。
27年前のヘンリーの失踪事件から続く、キャッスルロックを暗く覆ってきた悲劇の結末が明らかになります。
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そして、一年後
ヘンリーと息子のウェンデルは幸せそうに暮らしています。
そして、ショーシャンク刑務所の地下へ行くヘンリー。
そこには再び牢屋に閉じ込められている”青年”がいます。
向こうの世界に戻れなかった”青年”は、キャッスルロックへの影響恐れるヘンリーによって、再び閉じ込められていました。
“青年”は、ヘンリーに言います。
「前所長レイシーがどうなったのかを思い出せ」と。
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評価・感想
U-NEXT(ユーネクスト)海外ドラマ
『キャッスルロック』シーズン1
スティーヴン・キングの小説が原作のミステリードラマ。
ドラマに出てくる「ショーシャンク刑務所」は、名作映画『ショーシャンクの空に』の舞台になった刑務所です。
『ショーシャンクの空に』の原作者でもあるスティーヴン・キングによる遊び心です。
ほかにも、スティーヴン・キング原作の映画『シャイニング』でジャックニコルソンが演じたジャック・トランスの姪ジャッキー・トランスもドラマに登場します。
スティーヴン・キング作品ファンにはたまらない仕掛けがいくつもあります。
また、ちょい役の出演ですが、人気の海外ドラマ『LOST』や『ウォーキング・デッド』の出演者も登場するので、海外ドラマ好きな方には、ちょっとしたトレビアです。
肝心のドラマのストーリーもとても魅力的です。
・ショーシャンク刑務所の前所長のレイシー。
・元保安官でレイシーの古くからの友人アラン・パングボーン。
・不思議な能力を持つ、地下牢で発見された”青年”。
・ヘンリーの事件を追うジャッキー・トランス。
・ヘンリーの養父マシューを幼少期に殺害した幼なじみのモリー。
・27年前と現在で意識が行き来きする養母ルース。
・27年前に崖から転落し、病院で殺害された養父マシュー。
一連の事件・事故の鍵となる人物が数多く登場します。
少しずつ明らかになる真実。
さまざまな伏線が徐々に物語のエンディングへとつながっていきます。
終盤になると、”青年”が”ヘンリー・ディーヴァー”として生きる世界になり、かなり混乱する展開になります。
注意深く見ていないとストーリーについていけなくなるほど、目まぐるしく進んでいきます。
キャッスルロックの呪いは、森のなかにある二つの世界をつなぐ扉が原因でした。
別の世界からきた本来存在しないはずの”青年”の存在が、キャッスルロックにさまざまな事件・事故を引き起こす世界の歪みを生んでしました。
これぞスティーヴン・キングと思える良質ミステリードラマです。
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キャスト・登場人物
U-NEXT(ユーネクスト)海外ドラマ
『キャッスルロック』シーズン1
キャスト・登場人物をご紹介します。
ヘンリー・ディーヴァー・・・アンドレ・ホランド
アカデミー賞受賞映画『ムーンライト』などに出演しています。
“青年”・・・ビル・スカルスガルド
映画『デッドプール2』やドラマ『ヘムロック・グローヴ』に出演しています。
ジャッキー・トランス・・・ジェーン・レヴィ
映画『死霊のはらわた』やドラマ『ツイン・ピークス』などに出演しています。
モリー・ストランド・・・メラニー・リンスキー
ドラマ『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』などに出演しています。
ルース・ディーヴァー・・・シシー・スペイセク
過去にアカデミー主演女優賞も受賞している名女優。最近では映画『さらば愛しきアウトロー』などに出演しています。
アラン・パングボーン・・・スコット・グレン
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