『ザ・キング/永遠の君主』シーズン1を徹底解説!
あらすじ・ネタバレ(見どころ)・キャスト(登場人物)・評価(感想)。
二つの韓国が存在するパラレルワールド。
父を殺されたゴン皇帝が、敵の伯父を追い、別世界の韓国にやってくる。
ゴンは、ソウルで女性刑事と運命の出会いを果たす。
本記事では、Netflix(ネットフリックス)のおすすめ韓流ドラマ『ザ・キング/永遠の君主』シーズン1について、わかりやすく解説します。
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あらすじ
Netflix(ネットフリックス)韓流ドラマ
『ザ・キング/永遠の君主』シーズン1
パラレルワールドの大韓帝国と現代の大韓民国の2つの世界が存在する。
大韓帝国のクム親王イ・リムは、弟のイ・ホ皇帝を暗殺し、国宝の竹笛・萬波息笛(マンパシクチョク)を奪う。
イ・ホの息子イ・ゴンも殺されそうになるが、何者かによって助けられる。
何者かは、”ソウル警察庁”と書かれた職員証を持っていた。
国家反逆罪として追われる身となったリムは、別世界へとつながる門を見つけ、萬波息笛を使い、現代の大韓民国へとやってくる。
それから25年。
ある日、ゴン皇帝は、竹林に迷い込み、そこにあった並行する2つの世界をつなぐ門をくぐり、偶然大韓民国にやってくる。
ソウル市内にやってきたゴン。
そこで待ち受けていたのは、幼い日に命を助けてもらった女性刑事チョン・テウルとの運命の出会いだった。
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ネタバレ・見どころ
Netflix(ネットフリックス)韓流ドラマ
『ザ・キング/永遠の君主』シーズン1
イ・リムの謀反
1994年冬、クム親王イ・リムは、謀反を起こす。
皇帝イ・ホを暗殺し、国宝の竹笛(萬波息笛)を奪う。
国から追われる身となったリムは、別世界へとつながる門を見つけ、萬波息笛を使い、現代の大韓民国にやってくる。
2020年の大韓民国。
ソウル市で警察に逮捕されたリムは、警察の尋問に答える。
「1951年2月生まれの70歳。1994年の冬以降、年をとっていない。」
見た目は40歳ぐらいのリムの返答に、警察官は困惑する。
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萬波息笛(マンパシクチョク)
伝説の竹笛・萬波息笛。
新羅・神文王時代の682年の春。
神文王が竜王からある竹笛を授かった。
笛を吹くと、敵兵が退き、病は回復。
日照りには雨が降り、梅雨は明ける。
風はやみ、波は静まる。
竹笛は、萬波息笛と呼ばれるようになり、国宝となった。
萬波息笛は、パラレルワールドの門を開ける力がある。
二つに割れた萬波息笛のひとつはイ・リムが持ち、もう片方はイ・ゴンが持っている。
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イ・ゴン皇帝
幼い日に、皇帝の父を殺されたイ・ゴン。
皇帝を継承してから25年が経過した。
ゴンは、命を助けてもらった”何者”かをいまだに探していた。
その時に何者から偶然取った女性警部補の職員証を保管していた。
“警察庁 チョン・テウル”。
“生年月日1990年5月27日”。
“2019年11月11日 発給”。
ゴンが命を救われたのは、1994年の冬。
ゴンの知らないところで、タイムスリップが起きていた。
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パラレルワールド
パラレルワールドでは、見た目が同じ人物がそれぞれの世界にいる。
国家反逆罪のイ・リムは、大韓民国では、車椅子生活で貧しい暮らし。
幼いイ・ゴンは、なんとその息子。
ゴンの幼なじみでボディーガードをしているチョ・ヨンは、大韓民国では、テウルの部下チョ・ウンソプです。
見た目が同じでも、別々の韓国では身分も生活も名前も異なります。
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理解し合えない二人
イ・ゴンとチョン・テウルは、なかなか理解し合うことができない。
ゴンの話を信じないテウル。
一緒にいることが多い二人だが、テウルはいつも怒ってばかり。
ゴンのDNA鑑定をするが、該当する人物が出てこない。
ゴンの存在を説明するには、ゴンの話を信じるしかない。
しかし、テウルはゴンの話を信じることができない。
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職員証
職員証を無くしてしまうテウル。
再発行をすると新しくできた職員証の発給日は、”2019年11月11日”。
ゴンに以前言われた日と同じ日付だった。
テウルはゴンに、職員証の写真の髪型と服装について質問をする。
「髪は結んでいた。服装は紺のジャケットだ。」
ゴンは見事に言い当てる。
そして「一緒に私の世界に行こう。」とテウルを誘う。
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死体検案書
プヨン君から、反逆者イ・リムの死因の死体検案書の真実が告げられる。
25年前のリムの死因は、近衛兵による射殺とされていた。
しかし、真実は首の骨が折られ、海に投げられたことだった。
さらに不審な点があり、遺体に先天的な小児マヒの所見があった。
リムは頑丈な体だった。
この謎がわからず、ずっと嘘をついていた。
遺体は、大韓民国に行ったリムが、自分にそっくりな男を大韓帝国に連れて帰り、偽装したものだった。
ゴンは、リムが生きていて、大韓民国に行ったことを確信する。
ボディガードのチョ・ヨンを大韓民国に連れて行ったゴンは、リムを見つけたら殺せと命令する。
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大韓帝国と大韓民国を行き来するリム
門を通ってパラレルワールドを行き来すると、時間が止まる。
止まった時間を認識できるのは、ゴンとリムの二人のみ。
つまり、ゴンとリムは、時間が止まったとき、相手がパラレルワールドを行き来していることを知ることができる。
ゴンがパラレルワールドを行き来していることを知ったリムは、部下を使ってゴンを監視しながら、水面下でさまざまな計画を実行していた。
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カン・シンジェ
テウルの同僚で高校からの知人カン・シンジェ。
シンジェは少年時代にリムによって、大韓帝国から大韓民国に連れてこられていた。
シンジェの母親に用があったリムは、シンジェを一緒に連れて来ていた。
少年時代のシンジェは、ゴンが皇帝を即位した時のテレビの映像を覚えていた。
頻繁に悪夢に悩まされていたシンジェだが、悪夢ではなく奥底にある記憶であったことを理解する。
テウルは大韓帝国に滞在した際に、街中を散歩し、知人のそっくりを探していた。
刑事の同僚のそっくりは何人かに出会うことができたが、シンジェのそっくりは見つけることができなかった。
シンジェは自分の出生の秘密を、テウルに告白する。
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大韓帝国に戻るリム
時間が止まるのを感じたゴン。
大韓民国に来たリムを捕まえに、竹林に向かう。
しかし、リムは抜け道を使い、街中へ移動していた。
ゴンは近衛隊を率いて、リムを発見する。
リムを捕らえようとした瞬間、リムの部下たちが一般人を人質に取る。
混乱に乗じて、リムはその場から逃走する。
この模様はニュースでも流れ、25年前に射殺されたことになっているリムの存在は隠されたまま、残党が発見されたと国民に知らされた。
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ルナ
大韓帝国のルナ。
テウルにそっくりな女性だが、数多くの犯罪を犯す犯罪者。
病を持っていて、余命宣告を受けている。
そんなルナをリムは誘拐して、仲間にする。
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時間の停止
パラレルワールドを行き来するときに発生する時間の停止。
止まる時間の長さは、素数の平方根で増えていた。
121秒、841秒、961秒、2209秒。
このままでは、62回目で1日が止まる。
2つの世界が永遠に止まるときが、いずれくる。
ゴン皇帝は、リムが持っている萬波息笛の半分を取り返し、パラレルワールドの扉を永遠に閉じることを誓う。
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誘拐されたテウル
大韓民国で誘拐されたテウルは、大韓帝国に連れて来られる。
リムのアジトは自力で脱出するが、執拗に追跡してくる追っ手。
リムの部下に行手を塞がれ、ついに力がつきそうになるテウル。
そこへ騎馬隊を率いたゴン皇帝が現れる。
見応えのあるアクションシーンとゴン皇帝のかっこよさが際立つシーンです。
ツッコミ所は、リムの部下がめちゃくちゃいることです(笑)
謀反を起こしたときは、10人程度でしたが、めちゃくちゃ増えています!
このシーン以外でも、ゴン皇帝の近衛兵は、かなりの人数のリムの部下を倒します。
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ノ尚宮
ゴン皇帝の世話係のノ尚宮(ノ・オクナム)。
テウルに朝鮮戦争のことを質問する。
ノ尚宮は、幼いときに大韓民国から大韓帝国に連れてこられていたことが判明する。
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ク総理
ゴン皇帝に恋心を抱くク総理(ク・ソリョン)。
貧しい家庭出身のク総理は、ゴン皇帝と結婚し、地位を確立したかった。
しかし、ゴン皇帝は公の場で、テウルと結婚することを発表する。
ク総理はリムの側につき、ゴン皇帝への復讐を誓う。
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25年前の真実
大韓民国にいるゴン皇帝のもとを、テウルが訪ねる。
しかし、それはテウルではなく、大韓帝国にいたルナだった。
ルナはテウルの職員証を持っていた。
職員証を取り上げ、鏡に映る自分の姿を見ると、ゴン皇帝はあることに気づく。
ゴン皇帝は、テウルが目立たないようにとプレゼントしてくれた黒ずくめの服を着ていた。
長身。
黒ずくめの服。
テウルの職員証。
銃の達人。
屋敷内の詳しさ。
リムの存在を知っていたこと。
25年前に自分を助けてくれた謎の人物が、自分自身であったことに気づく。
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二人のイ・リム
ゴンと同様に、1994年の謀反が起こる直前に戻って来たイ・リム。
リムは自分自身に会い「必ずゴンを殺し、萬波息笛を奪え。」と命令する。
1994年の自分を助けにきたリムだったが、1994年のリムに殺されてしまう。
リムは謀反に失敗し、逃走するが、逃走の手助けをしていたのが、プヨン君の息子イ・スンホンである事が判明する。
リムを追っていたゴンは、スンホンの膝を拳銃で撃つ。
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笛の秘密
1994年にゴンとリムが戻れたのは、二人が同時に次元の扉を通ったからだった。
萬波息笛は一つになった時だけ、時空間の軸が生じる。
半分だと並行移動しかできない。
1994年に来たゴンは、2020年に戻れなくなってしまった。
2020年に移動するには、あと26年待つしかない。
次元の扉の中なら、約4ヶ月待つしかない。
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ルナの仕事
大韓民国にいるルナ。
ルナはテウルに成りすまし、ゴン皇帝に会う。
ゴンに毒物を飲ませるが、ゴンはなんとか助かる。
さらに、テウルに会いにくる。
テウルに恨みを持つようになっていたルナは、夜道でテウルのことを刺して逃げる。
テウルは一命を取り止め、カン・シンジェがルナを捕まえる。
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イ・リムとカン・シンジェ
イ・リムが大韓民国のカン・シンジェに話を持ちかける。
ゴン皇帝から、ムチを奪え。(ムチに萬波息笛が入っている)
殺せばなお良い。
カン・シンジェは、幼い時に、大韓帝国から大韓民国に連れてこられていた。
大韓帝国での名前は、カン・ヒョンミン。
母親ミン・ソニョンが、ヒョンミンと一緒に自殺しようとしたところを、リムは助けていた。
リムはミン・ソニョンを大韓民国に連れて行き、パク・スクチンに成りすませる。
パク・スクチンは、遺体安置所を経営しており、リムは大韓民国での拠点のひとつに利用していた。
シンジェはゴンを裏切らなかった。
ゴンとチョ・ヨンと協力して、リムを捕まえる。
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ゴンの決意
ゴンは、再度1994年の大韓帝国に行くことを決意する。
今度は、幼い日の自分を救うことが目的ではなく、リムを殺すことだけを目的とする。
ゴンの決意を知っている人物は、カン・シンジェとチョ・ヨンのみ。
テウルにも話していない。
成功した場合、今までの出来事がすべて無かったことになることを意味する。
カン・シンジェが大韓帝国から大韓民国に行くことも無い。
チョ・ヨンがゴン皇帝のボディーガードになることも無い。
ゴン皇帝がテウルに出会うことも無い。
一人で戻ろうとするゴン皇帝に、チョ・ヨンは無理やりついて行く。
最終決戦が今始まろうとしていた!
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イ・ゴンとチョ・ヨン
1994年の謀反当日。
イ・ゴンとチョ・ヨンは大韓帝国に戻ってきた。
2人で戻ってきたことで、少しずつ歴史が変わってしまう。
幼いゴンは、ヨンが守ることができたが、ヨンは命を落とす。
さらに、二つに割れることなく完全なままの萬波息笛をイ・リムに奪われてしまう。
竹林にある時空の扉の前にやって来たリムだったが、ゴンが追いつく。
ゴンは逆賊リムを、打ち首にする。
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変わる歴史
リムを倒したことで歴史が変わり始める。
写っていた写真の人物が消え、あったはずの物が消える。
大韓帝国では、
カン・ヒョンミン(大韓民国のカン・シンジェ)は、以前は、母親が無理心中をするところをリムに助けられていたが、新しい歴史ではプヨン君に助けられる。大人になったヒョンミンは、警察官になる。
犯罪者のルナは、ク総理の家に引き取られ、ク・ソギョンとして弁護士になっていた。しかし、新しい歴史では、クは総理にはなれず、議員のときに脱税で捕まってしまう。
大韓民国では、
イ・リムのそっくりイ・ソンジェは、リムに殺されなかったため、生きている。
カン・シンジェは、いなくなった。
歴史が変わっても、記憶は残っている。
テウルは、ゴンとシンジェのことを覚えている。
テウルは、街中でゴンそっくりの男とすれ違う。
しかし、それはリムに殺されずにいたゴンそっくりのイ・ジフンであった。
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ゴンとテウル
ゴンは、テウルを探し続けていた。
萬波息笛を使い、さまざまな時空の扉を通って大韓民国に来るが、あのときのテウルに出会うことができない。
テウルは、時代によって、職業が違っていたり、別人のテウルだった。
しかし、ついに本物のテウルに出会うことができた。
テウルは、泣いていた。
テウルは、ずっと待っていた。
運命の二人が奇跡の再会を果たす。
二人は、萬波息笛を使い、さまざまな時代に行ってデートを楽しむ。
そして二人は、永遠の愛を誓う。
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評価・感想
Netflix(ネットフリックス)韓流ドラマ
『ザ・キング/永遠の君主』シーズン1
似て非なる2つの韓国を舞台にしたファンタジー・ロマンス。
大韓帝国と大韓民国。
大韓帝国が別世界の韓国で、大韓民国が現代の韓国。
大韓帝国のトップは皇帝で、大韓民国のトップは大統領。
さらに、それぞれの韓国には、見た目が同じ人物が存在します。
このあたりの設定は、わたしの大好きな海外ドラマ『フリンジ』にとても似ています。(影響されているのか!?)
大韓帝国は南北に分断されていなくて、平壌(ピョンヤン)まで鉄道で移動できる。
大韓帝国の首都は、釜山(ブサン)である。
『ザ・キング/永遠の君主』は、2つのストーリーを軸に進みます。
イ・リムがきたのは、1994年の大韓民国。(大韓帝国で謀反を起こした年)
イ・ゴン皇帝がきたのは、2019年の大韓民国。
さらに、イ・リムとイ・ゴンは、大韓民国と大韓帝国を行き来します。
パラレルワールドとタイムスリップ。
時空を超えた運命の物語が加速する!
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キャスト・登場人物
Netflix(ネットフリックス)韓流ドラマ
『ザ・キング/永遠の君主』シーズン1
キャスト・登場人物をご紹介します。
イ・ゴン・・・イ・ミンホ
チョン・テウル(ルナ)・・・キム・ゴウン
チョ・ヨン(チョ・ウンソプ)・・・ウ・ドファン
カン・シンジェ(カン・ヒョンミン)・・・キム・ギョンナム
ク・ソリョン(ク・ウナ)・・・チョン・ウンチェ
イ・リム(イ・ソンジェ)・・・イ・ジョンジン
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