『チェルノブイリ』シーズン1を徹底解説!
あらすじ・ネタバレ(見どころ)・キャスト(登場人物)・評価(感想)。
全5話から構成され、アメリカでは、2019年の最大のヒット作と騒がれた大注目の作品。
チェルノブイリの原発事故の真相を描いたHBOの渾身の実録ドラマ。
本記事では、スターチャンネルのおすすめ海外ドラマ『チェルノブイリ』シーズン1について、わかりやすく解説します。
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あらすじ
スターチャンネルおすすめ海外ドラマ
『チェルノブイリ』シーズン1
1986年4月26日未明、チェルノブイリ原子力発電所で爆発が起こる。
冷戦下の旧ソビエト政府が事態の隠ぺいしようとする中、被害の拡大を抑えようと必死に戦った英雄たちがいた。
あの時現場で何が起きていたのか!?
ソビエト政府に調査を委任された科学者。
現場の対応を任されたシチェルビナ副議長。
事故の解明に奔走した核物理学者。
彼らの活躍を中心に、当時の様子を再現した実録ドラマ。
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ネタバレ・見どころ
スターチャンネルおすすめ海外ドラマ
『チェルノブイリ』シーズン1
ネタバレ・見どころについて、わかりやすく解説します。
レガソフ博士の自殺
原子力発電所の事故の調査を命じられたレガソフ博士。
レガソフ博士は調査報告を録音し、その後、自宅で首吊り自殺します。
冒頭から事件の大きさを暗示する悲しい場面です。
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原発事故
シーンが変わって、2年前に遡ります。
事故が発生したのは、ソ連時代のロシア。
1986年4月26日未明の1時23分45秒。
チェルノブイリ原子力発電所で大爆発が発生します。
現場の従業員のなかには、体調を崩し、倒れる者も出てきますが、原発の作業員や消防士は必死の活動を続けます。
そうしたなか、発電所の上層部が集まり会議をしますが、事の重大さに気づかず、自らの保身についてばかり考えています。
結局、たいした被害はないとの見解で会議を終了してしまいます。
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発生直後
事故の発生直後。
原発の従業員は、事故の究明と事故の被害を拡大するのを防ぐために奔走します。
一方で、地元住民は、原子力発電所から空に向かって打ち上げられる火柱を見て、「キレイな光景」と言って見物しています。これから起こる大惨事には、まったく気づいていません。
現場の従業員の姿が見る見る酷くなり、身体中が赤くなり、嘔吐します。
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事故対応
一方、クレムリンでは、ゴルバチョフ書記長ら政府幹部が集まり、事故の対応を協議します。
現場検証を命じられた核物理学者レガソフとシチェルビナ副議長。
現場では、火災の消化活動は進んでいたものの、レガソフは、メルトダウン(炉心溶融)の可能性に気づきます。
現場の地下には、消化活動で使われた大量の水に混じり放射能に汚染された水が大量に溜まっています。
レガソフは、この大量の汚染水に気づき、メルトダウンをキッカケに大爆発を起こすと進言します。
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被爆者
一方、病院には、高濃度の放射能を浴びた原発の作業員や消防士が、数多く搬送されています。
運び込まれた作業員や消防士のなかには、身体が赤くなり、苦しむものがいます。
消防士の妻は、夫に面会にきて、仲間と元気にゲームをしている姿にひと安心します。
しかし、消防士は翌日容態が急変し、もがき苦しみながら意識を失い、やがて命を落とします。
放射能は恐ろしく、身体の細胞をことごとく破壊し、痛み止めなどの薬も効かず、想像を絶する苦痛を被曝者に与えます。
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ホミョク
一方、もうひとりの核物理学者のホミョクは、独自のルートで原発事故の究明に動いています。
ホミョクは事故当日の様子を調査するため、被曝した作業員や消防士に会いに、病院に行きます。
被曝者から多くの証言を聞き出したホショクでしたが、多くの被曝者のいる病院にいたことで、自らも被曝の影響を受けます。
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真相
1987年7月、数々の障害にあいながらも、レガソフは事故の原因を突き止めます。
政府やKGBを恐れて、一度はウソの報告したレガソフ。
レガソフは、本当の事故の原因を法廷で証言する機会を得ます。
事故の原因は、人的なものです。
原子力発電所のシステムの試験中に発生した事故ですが、試験のやり方はとてもずさんです。
早番の間に試験が終了するはずが予定が遅れて、遅番の時間にずれ込みます。
遅番の作業員は、試験の内容も手順も知らず、そのような状況下で、原発という危険なモノを扱っているのにも関わらず、試験を続行します。
試験の途中に異常事態になり、作業員は試験を中止することを訴えますが、責任者は試験が無事に終了すれば、出世することが約束されているため、試験を継続します。
そうしたなかで、歴史上に残る大惨事のチェルノブイリの原子力発電所の事故は発生します。
発電所の現場監督の副技師長ディアトロフは逮捕され、10年の懲役となります。
ほかにも数人の関係者が逮捕されますが、それだけで事件が終わるわけではありません。
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結末
1987年7月、当局やKGBの妨害にあいながらも、事故の原因を突き止めたレガソフ。
法廷で、事故原因を報告しますが、身柄を拘束されてしまいます。
真実を明るみに出したレガソフでしたが、その代償は高くつきます。
事故の究明により、捕まるものも出てきますが、多くの犠牲者を出した事実を変えられるものではなく、後味の悪い結末です。
その後、シチェルビナとホミョクらの手助けもあり、レガソフの身柄は開放されますが、事故から2年後、レガソフは自ら命を断ちます。
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評価・感想
スターチャンネルおすすめ海外ドラマ
『チェルノブイリ』シーズン1
実際に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故を基に描かれたドラマ。
原発事故の現場では、いったい何が起きていたのか?!
“チェルノブイリ”という言葉だけは、「原発事故を起こしたソ連時代の原子力発電所」ということで、多くの方が知っていると思います。
本作『チェルノブイリ』は、知られざる事故の真相を明るみに出す、衝撃の内容です。
全5話で、リアルタイムのようなスピード感でドラマは進行します。
実話をもとに描かれているため、悲惨な状況や死との隣り合わせの場面など、心苦しくなるシーンも多々あるのですが、多くの方に見ていただきたい良質なドラマです。
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キャスト・登場人物
スターチャンネルおすすめ海外ドラマ
『チェルノブイリ』シーズン1
キャスト・登場人物について、ご紹介します。
ヴァレリー・レガソフ・・・ジャレッド・ハリス
ジャレッド・ハリスは、数多くのドラマに出演しているので、海外ドラマ好きな方であれば、見たことがある方も多いはず。
『マッドメン』『FRINGE/フリンジ』『ザ・クラウン』などの人気ドラマに出演しています。
ボリス・シチェルビナ・・・ステラン・スカルスガルド
ステラン・スカルスガルドは、数多くの作品に出演する名俳優ですが、わたしのなかで一番印象に残っているのは、アカデミー賞で脚本賞を受賞した映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』での大学の教授役です。
ほかにも『天使と悪魔』『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』などにも出演しています。
ホミョク・・・エミリー・ワトソン
ディアトロフ・・・ポール・リッター
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