『ザ・ボーイズ』シーズン1を徹底解説!
あらすじ・ネタバレ(見どころ)・キャスト(登場人物)・評価(感想)。
スーパーヒーローは、実は傍若無人で自分勝手な悪者。
表の顔は正義の味方ですが、裏の顔は意にそぐわない人物を次々に殺していく極悪人。
超異色のヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』。
本記事は、プライムビデオのおすすめ海外ドラマ『ザ・ボーイズ』シーズン1について、わかりやすく解説します。
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あらすじ
プライムビデオ海外ドラマ
『ザ・ボーイズ』シーズン1
スーパーヒーローの「セブン」と呼ばれる7人のヒーロー。
セブンのメンバは、それぞれ異なる特殊能力を持ち、街の住人から慕われる正義の味方。
ヴォート社に雇われ、企業のサービスとしてヒーローを仕事として活動している。
そんなセブンのメンバの実際のところは、自己主義で街の人々のことなどお構いなし。
セブンのメンバの一人が、誤って通行人を殺してしまったことから、残された恋人と以前からセブンに恨みを持つ男がチームを組んで、打倒セブンを誓い、復讐を開始します。
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ネタバレ・見どころ
プライムビデオ海外ドラマ
『ザ・ボーイズ』シーズン1
ネタバレ・見どころについて、わかりやすく解説します。
登場人物をご紹介
ビリー・ブッチャー。打倒セブンのリーダー。
ヒューイ・キャンベル。恋人をセブンに殺された青年。家電店勤務。
フレンチ。半ば強引に、ビリーに誘われ仲間に加わる。銃の密売人。
マーヴィン・ミルク(MM)。刑務所の看守。ブッチャーの友人。
キミコ。街で偶然出会う。特殊能力を持つ。
ホームランダー。スーパーマンのように、空が飛べ、目から光線を出し、鋼のような体を持つ「セブン」のリーダー。
クイーン・メイヴ。ワンダーウーマンのような、強大な力を持つ女性。
Aトレイン。フラッシュのように、目にも留まらぬ高速で走ることができる。
ディープ。アクアマンのように、水中を自由に泳ぐことができる。
トランスルーセント。景色と同化し、透明人間になることができる。
ブラックノワール。バッドマンのように、黒い鎧に身を包む。無口。
スターライト(アニー)。キャプテン・マーベルように、不思議な能力を持つ心やさしい女性。
スタン・エドガー。ヴォート社の社長。
マデリン・スティルウェル。ヴォート社の副社長。セブンをマネージメントしている。
アシュリー。ヴォート社の社員。
ポップクロウ。Aトレインの恋人。女優。能力者。
メズマー。能力者。心が読める。
エゼキエル。霊能者。能力者。
グレイス・マロリー。CIA大佐。ブッチャーの知人。
スーザン・レイナー。CIA副長官。ブッチャーの知人。
ヒュー・キャンベル。ヒューイの父親。
エレナ。メイヴの彼女。
ベッカ。ブッチャーの妻。元ヴォート社の社員。行方不明。
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恋人がヒーローに殺される
『ザ・ボーイズ』シーズン1のオープニングは衝撃的なシーンからスタート。
街中では、子どもたちがスーパーヒーロー集団セブンの話をし、”セブン”のメンバーが出演する映画の宣伝車が街中を走っています。
そんななか、青年ヒューイ・キャンベルと恋人のロビンは、街中を歩いていましたが、突然、セブンのメンバーのひとり”Aトレイン”の暴走に巻き込まれ、ロビンは粉々になって死んでしまいます。
唖然とするヒューイ。
その後、テレビのニュース番組で、Aトレインは、強盗犯を追跡中に”突然車道に飛び出してきたロビン”にぶつかってしまったと”ウソ”を堂々と話します。
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セブンの裏の顔
海外ドラマ『ザ・ボーイズ』に出てくるスーパーヒーローたちは、欲と権力に溺れ、正義感も失ったやりたい放題の集団です。
セブンを含めたスーパーヒーローたちは、ヴォート社に雇われた従業員のような存在。
ヴォート社は、スーパーヒーロービジネスを手がけています。
ヴォート社の建前は、スーパーヒーローのサポート。
ですが、実際には、スーパーヒーローを商品とした映画、グッズ販売、テレビゲーム、テーマパークの運営などで莫大な利益を得ています。
さらに、国の軍とスーパーヒーローの契約をしたいために、スーパーヒーローのすばらしさをアピールし、スーパーヒーローが起こした悪さはことごとく隠蔽します。
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セブンに復讐する男
そんななか、家電店で働くヒューイのところに、FBIを名乗るビリー・ブッチャーが姿を現します。
ブッチャーは、家族をセブンに殺された過去を持ち、スーパーヒーローたちが起こす事故や不祥事にも気づいています。
ブッチャーは、ヒューイにヴォート社のセブンタワーの会議室に盗聴器を仕掛けるように持ちかけます。
一度は依頼を断るヒューイでしたが、公園で偶然出会ったセブンのメンバの”スターライト”(この時点ではヒューイはまだ正体を知らない)の悩みなどを聞くうちに、気持ちがたかぶり、ブッチャーの依頼を受けることにします。
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セブンタワーに潜入
恋人のロビンを殺された賠償金を受け取るために、セブンタワーに入ることに成功したヒューイ。
盗聴器を仕掛けることに成功したヒューイでしたが、その場面を透明人間になることができる”トランスルーセント”に目撃されてしまいます。
家電店に戻ってきたヒューイは、トランスルーセントに襲われますが、そこへブッチャーが登場し、なんとかトランスルーセントを撃退し、捕まえることに成功します。
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ヴォート社の副社長マデリン
一方、ヴォート社の副社長マデリンは、議員にスーパーヒーローとの軍事契約を提案しますが、議員に提案を断れてしまいます。
その際に、議員は「”コンパウンドV”のことを知っている。そのため、軍事契約などできるわけがない」と言い残します。
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ホームランダーの極悪ぶり
マデリンの提案を断った議員は、息子とジェット機で移動しています。
そこへセブンのリーダー・ホームランダーがジェット機と並行するように上空に現れます。
そしていきなり、目から光線を出し、議員の乗るジェット機を撃墜します。
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爆死
透明人間の能力を持つトランスルーセントを捕まえ、アジトに連れてきたブッチャーたち。
ブッチャーたちは、トランスルーセントからセブンの情報を聞き出します。
トランスルーセントらスーパーヒーローは特殊な肉体を持っているため、通常の攻撃は効きません。
そこでブッチャーは、トランスルーセントのケツの穴に爆弾を仕込んで脅しをかけます。
ブッチャーとフレンチが出かけて、トランスルーセントと二人になったヒューイ。
恋人をセブンのAトレインに殺され怒り心頭のヒューイは爆弾のスイッチを押し、トランスルーセントを爆破し殺害します。
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スーパーヒーローの秘密
ブッチャーたちは、Aトレインの恋人ポップクロウの自宅に監視カメラを仕掛ける。
監視を続けていると”コンパウンドV”の存在を知る。
Aトレインもポップクロウも、コンパウンドVを使用しています。
コンパウンドVとは、スーパーヒーローを生んだヴォート社が開発した薬物。
ヴォート社は数十年も前から密かに開発し、スーパーヒーローを生み出していました。
ブッチャーたちは、コンパウンドVの証拠をつかめば、スーパーヒーローの正体を世間に知らせることができると確信します。
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謎の少女
ヒューイ、フレンチ、マーヴィン・ミルクは、コンパウンドVの調査の過程で謎の少女と出会う。
少女は運動能力が異常に高く、精神異常をきたしているような態度をとる。
少女はコンパウンドVを投与されていた。
ヒューイたちは、少女キを救出する。
ブッチャーたちは、心が読める能力者メズマーに、少女の心を読ませる。
少女の名前は、キミコ。
両親が殺害されたこと。
テロリストであったこと。
収容所で育てられたこと。
弟がいること。
収容所にいる弟を救出することを願っていること。
ヒューイたちは、キミコと行動をともにするようになる。
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スターライト
スターライトことアニーと偶然知り合ったヒューイ。
当初はブッチャーの指示に従い、セブンの情報をつかむために接触していたが、徐々に親密な関係になっていく。
セブンの中では唯一、ヴォート社のやり方に納得がいっていなかったスターライト。
スターライトは権力や富には、まったく興味がない。
純粋に街の人々のためになることをしたかった。
スターライトは、ヒューイたちに協力するようになる。
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証拠
ブッチャーは、コンパウンドVの証拠を持って、知人のCIA副長官スーザン・レイナーに会いに行く。
ブッチャーは証拠の提出と引き換えに、いくつかの条件を出す。
チーム全員への給与とオフィスの提供。
機密情報の取り扱い免責の保証、法的保護。
取引なしにホームランダーを起訴する保証。
レイナーは、ホームランダーの件以外は、条件を飲むというが、ホームランダーを何とかしたいブッチャーは納得がいかない。
ブッチャーは、妻ベッカの行方不明の原因がホームランダーにあると考えている。
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ザ・ボーイズ誕生秘話
ホームランダーを狙う”ザ・ボーイズ”の結成は、CIA大佐グレイス・マロリーが行ったことだった。
マロリーがブッチャーを鍛え上げ、ホームランダーを狙わせていた。
しかし自分の孫がホームランダーに殺されたことで、マロリーはホームランダーを狙うことを諦めていた。
ブッチャーはマロリーを説得して、CIAが持つ情報を受け取る。
「ホームランダーとマデリンは深い関係にある。マデリンならホームランダーの弱点を知っているはずだ。」
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スーパーヴィラン計画
テロリストのスーパーヒーロー・ナキーブが出現する。
ナキーブは、攻撃してきた軍隊を能力で爆破する。
映像を見たマデリンは、コンパウンドVが盗まれて悪用されたと主張する。
しかし、真実は違った。
ホームランダーがAトレインに指示し、世界中のジハード戦士にコンパウンドVを投与したことで生み出されたものだった。
世界中にスーパーヴィランが存在することになった。
スーパーヴィランを倒すことができるのは、セブンだけ。
ホームランダーは恐ろしい計画を実行していた。
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ブッチャーVSホームランダー
ブッチャーは、ホームランダーの弱点であるマデリンの自宅に侵入する。
マデリンに爆弾を巻き、ホームランダーの到着を待つブッチャー。
ホームランダーが到着すると、ブッチャーは少しの間二人で会話をする。
マデリンはホームランダーのことが「怖い」と本音を語り出す。
するとホームランダーは突然マデリンを、目から出る光線で殺害する。
ホームランダーの弱点が無くなり手段を失ったブッチャーは、爆弾のスイッチを押す。
爆発で死んだかと思われたブッチャーだったが、どこかの家の庭で寝ているところで目を覚ます。
目の前には、ホームランダーが立っていた。
ホームランダーがブッチャーを救っていた。
そして家から人が出てくる。
ブッチャーの妻ベッカだった。
そしてベッカと一緒に家から出てきた少年に、ホームランダーは「君の父親だ。」と告げる。
ベッカが生きていたこと、ホームランダーに息子がいたことが判明したところで、シーズン1がエンディングを迎える。
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評価・感想
プライムビデオ海外ドラマ
『ザ・ボーイズ』シーズン1
最大の魅力は、スーパーヒーローの概念を覆した新たなスーパーヒーロードラマを作りあげた点です。
『ザ・ボーイズ』の出てくるスーパーヒーローはなんと悪い連中です。
無意味味に犯人を殺し、自分たちの利益にそぐわない人物は抹殺します。
スターライトだけは、唯一良心を持ったスーパーヒーローです。
ドラマの展開は、まったく先が読めません。
シーズン1の第1話から第8話までの全話、予想不能の怒涛の展開のオンパレードです。
普段はヒーロー作品を観ない方にも、ぜひ観ていただきたいおすすめ海外ドラマです。
数あるプライムビデオ・オリジナル海外ドラマのなかでも、特におすすめの作品です。
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キャスト・登場人物
プライムビデオ海外ドラマ
『ザ・ボーイズ』シーズン1
キャスト・登場人物をご紹介します。
ビリー・ブッチャー・・・カール・アーバン
ヒューイ・キャンベル・・・ジャック・クエイド
フレンチ・・・トマー・カポン
マーヴィン・ミルク(MM)・・・ラズ・アロンソ
キミコ・・・福原かれん
ホームランダー・・・アントニー・スター
クイーン・メイヴ・・・ドミニク・マケリゴット
Aトレイン・・・ジェシー・T・アッシャー
ディープ・・・チェイス・クロフォード
トランスルーセント・・・アレックス・ハッセル
ブラックノワール・・・ネイサン・ミッチェル
スターライト(アニー)・・・エリン・モリアーティ
スタン・エドガー・・・ジャンカルロ・エスポジート
マデリン・・・エリザベス・シュー
アシュリー・・・コルビー・ミニフィ
ポップクロウ・・・ブリタニー・アレン
グレイス・マロリー・・・ライラ・ロビンス
スーザン・レイナー・・・ジェニファー・エスポジート
エゼキエル・・・ショーン・ベンソン
メズマー・・・ハーレイ・ジョエル・オスメント
ヒュー・キャンベル・・・サイモン・ペグ
エレナ・・・ニコラ・コレイア=ダミュード
ベッカ・・・シャンテル・ヴァンサンテン
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シリーズをご紹介
『ザ・ボーイズ』の別シーズンについては、別記事で詳しく書いているので、よろしければ、こちらもご覧ください。
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プライムビデオのおすすめ作品
プライムビデオで絶賛配信中の作品の中から、おすすめ作品を厳選してご紹介します。
プライムビデオのおすすめ作品については、別記事で詳しく書いているので、よろしければ、こちらもご覧ください。
「プライムビデオ」オリジナル作品がおもしろい!海外ドラマも優秀!おすすめ作品を厳選して紹介!
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海外ドラマのおすすめ作品
みんなが大好きな海外ドラマ。
海外ドラマのおすすめ作品については、別記事で詳しく書いているので、よろしければ、こちらもご覧ください。
【海外ドラマ】有名な作品からそうでないものまで絶対に見るべきおすすめ作品を厳選して紹介!
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アニメのおすすめ作品
みんなが大好きなアニメ。
アニメのおすすめ作品については、別記事で詳しく書いているので、よろしければ、こちらもご覧ください。
【アニメ】有名な作品からそうでないものまで絶対に見るべきおすすめ作品を厳選して紹介!
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