『フォー・オール・マンカインド』シーズン1を徹底解説!
あらすじ・ネタバレ(見どころ)・キャスト(登場人物)・評価(感想)。
宇宙開発競争を舞台とした宇宙飛行士、訓練生、現場スタッフと、その家族の物語。
ジョエル・キナマンやシャンテル・ヴァンサンテンなどの人気俳優・女優をキャストに揃え、宇宙という壮大なテーマを、良質なヒューマンドラマとして描く。
本記事では、AppleTVプラスのおすすめ海外ドラマ『フォー・オール・マンカインド』シーズン1について、わかりやすく解説します。
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目次
あらすじ
AppleTVプラスオリジナル海外ドラマ
『フォー・オール・マンカインド』シーズン1
架空の宇宙競争開発を舞台としたドラマ。
あの時、もしも世界の宇宙開発競争が終わっていなかったとしたら。
架空の歴史の世界で描く、時代の英雄と讃えられた熱狂的な注目を集めるNASAの宇宙飛行士たちと、その家族の物語。
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ネタバレ・見どころ
AppleTVプラスオリジナル海外ドラマ
『フォー・オール・マンカインド』シーズン1
ネタバレ・見どころについて、わかりやすく解説します。
登場人物をご紹介
エドワード・ボールドウィン。NASAの宇宙飛行士。
カレン・ボールドウィン。エドワードの妻。
シェーン・ボールドウィン。エドワードの息子。
ゴードー・スティーブンス。NASAの宇宙飛行士。
トレイシー・スティーブンス。NASAの女性宇宙飛行士。
モリー。NASAの女性宇宙飛行士。
エレン。NASAの女性宇宙飛行士。同性愛者。
ダニエル。NASAの女性宇宙飛行士。
マーゴ・マディソン。NASAの管制官。
ディーク。NASAの上官。
セッジ。NASAの宇宙飛行士。
デニス。NASAの宇宙飛行士。
ハリー。NASAの宇宙飛行士。
パメラ・ホートン。エレンの彼女。
アレイダ。宇宙飛行士を目指す少女。
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米国とソ連の宇宙開発競争
1969年。人類初の月面着陸をソ連が成功させる。
ソ連と競うように宇宙開発を続けていた米国は挫折を味わう。
米国は、以前にもソ連に有人宇宙飛行を先に越され、2度目の敗北。
エドワード・ボールドウィンは、以前、アポロ10号でソ連よりも先に月面着陸できるチャンスがあったが、船長エドワードは何か危機を感じ着陸しなかった苦い過去がある。
エドワードはある日でバーで声をかけられた男性に、最近のNASAの宇宙開発に対する弱腰の姿勢に対して批判的な発言してしまう。
しかしその男性は雑誌の記者で、NASAの苦しい状況にさらに追い討ちをかけることになる。
アポロ10号での失敗と今回の記者への発言が原因で、再び宇宙へ行くことを目標としていたエドワードは、事務職の仕事に追いやられてしまう。
そういった状況下ではあったが、ソ連の月面着陸成功から数ヶ月後、米国のアポロ11号は、月面着陸を成功させ、反撃ののろしを上げる。
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宇宙開発にのめり込む米国
それから2ヶ月後。
ニクソン大統領は、月面軍事基地建設を進めるように指示を出す。
サンドマン議員がエドワードに接触する。
記者に話した内容をワシントンの公聴会で話せと言う。
「アポロ10号での着陸の失敗は、”フォン・ブラウン博士”の指示で着陸を断念した。」と。
宇宙開発を現状よりも強化したいサンドマン議員は、元軍事で強気なエドワードに目をかける。
「公聴会で発言してくれれば、再び宇宙飛行士に戻るチャンスがある。」とも言う。
公聴会当日。
エドワードは着陸しなかった原因は、「すべて自分にある。」と言って公聴会を後にする。
その後サンドマン議員は、フォン・ブラウン博士に執拗な追及を行い、フォン・ブラウン博士を追い詰める。
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エドワード復活
NASAの上官ディークがエドワードの自宅を訪ねてくる。
ディークは、エドワードがアポロ15号の宇宙飛行士として戻れることを伝える。
ワシントンでの勇気ある発言に、ディークはエドワードのような人間がNASAには必要だと言う。
しかし喜びも束の間。
妻のカレンに呼ばれて自宅のテレビを見ると、ソ連が人類初の女性宇宙飛行士による月面着陸をさせた映像が流れていた。
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女性宇宙飛行士
ソ連が女性初の月面着陸を成功させたため、ディークは女性宇宙飛行士の育成を迫られる。
女性宇宙飛行士の候補生選びが難航する。
経験や経歴はもちろんだが、見た目や人種など、女性をアピールをしたい関係者の思惑がある。
女性候補生の一人は、アポロ10号でエドワードの同僚だったゴードーの妻トレイシー。
後に宇宙で活躍することになるモリー、エレン、ダニエルもいる。
モリーは、一番の実力者だが、プライドが人一倍高い。
エレンは、優秀だが同性愛者。この時代の同性愛者は社会から偏見を受ける。
ダニエルは、黒人女性。
トレイシーは、候補生のなかでは一番の落ちこばれ。
夫のゴードーのコネで候補生になれたと陰口を叩かれる。
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訓練中の事故
厳しい訓練を続ける中、ある訓練中に操縦ミスが原因で女性候補生の一人が亡くなってしまう。
訓練中に起きた事故によって、女性宇宙飛行士に対する風当たりが強くなる。
こうした状況のなか、ディークは訓練は続けるべきだと上層部に進言する。
既成事実を作るべく、ディークは女性宇宙飛行士が決定したと記者会見を行う。
アポロ15号の乗組員は、エドワード、セッジ、モリーに決定する。
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再び月面へ
月を目指すアポロ15号。
月の氷が検知されたことで、エドワードとモリーはアポロ15号の着陸地点を変更して、氷の採取に向かう。
米国の威信のためにも、なんとか氷を持ち帰りたいエドワードとモリー。
さまざまな困難のなか、なんとか氷を発見し持ち帰ることに成功する。
月へ向かう前は、何かと対立の多かったエドワードとモリーだったが、宇宙での生活で友情が芽生えていた。
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月面宇宙基地
時は流れて、1974年。
月にあるジェームズタウン基地に、エドワード、ゴードー、ダニエルは滞在していた。
任務を順調に消化していた三人だったが、地球での発射台で起きた爆発事故によって、エドワードたちの交代クルーの到着が遅れることになる。
爆発事故の被害者は12人。
さらに爆発事故はソ連の妨害工作が原因との見方もあり、NASA内にソ連のスパイ疑惑が出て、FBIが捜査に乗り出す。
事情聴取を受けるエレンは、困ったことになる。
同性愛者は、スパイの可能性があるとのFBIの分析データがあるためだ。
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ゴードーが正気を失う
ジェームズタウン基地では、ゴードーに異変が生じる。
長い間、宇宙という密閉された空間にいたことで精神に異常をきたす。
独り言を言い出したり、夜中に起き出してダニエルとおしゃべりをしようとする。
これ以上の任務は無理だと判断したエドワードは、ダニエルと一緒にゴードーを地球に帰還させる。
一人でジェームズタウン基地に残るエドワード。
エドワードは半年近く月で足止めを受けている。
地球ではNASAがクルーの交代の準備を進めるなか、エドワードの息子シェーンが交通事故で亡くなってしまう。
妻のカレンは、最初はエドワードに事実を報告するのをためらうが、最終的にはエドワードに事実を告げる。
知らせを受けたエドワードは、月の砂の上に”シェーン・ボールドウィン”と書いたお墓を作る。
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交代クルーを乗せた宇宙船でトラブル発生
ジェームズタウン基地に向かうアポロ24号(乗組員はディーク、エレン、ハリー)。
しかし、マシントラブルによって宇宙で足止めされてしまう。
交換用の機器を持って宇宙に向かうアポロ25号(乗組員はモリー、トレイシー、デニス)。
無事部品の交換に成功したかに見えたが、トラブルが発生し、アポロ24号は自動的に急発射してしまう。
宇宙船の外で作業をしていたアポロ24号のハリーは噴射に巻き込まれ死亡。
アポロ25号のモリーは、宇宙空間に投げ出されてしまう。
諦めかけたモリーの救出だったが、地上スタッフやトレイシーの機転によりモリーの救出に成功する。
一方、アポロ24号のデュークとエレンは、通信が不能になった状況のなか、地球の管制の指示なしで月の軌道へ戻る方法を画策する。
一時制御を失っていたアポロ24号もなんとか起動修正に成功し、月に向かうことになる。
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ジェームズタウン基地のエドワード
ジェームズタウン基地では、エドワードが月にいたソ連人をスパイ容疑で捕まえる。
ソ連も宇宙で宇宙開発を続けている。
エドワードは、ソ連人を尋問する。
そんななか、ヒューストンからの連絡を受け、アポロ24号を迎えに小型機で月の上空に向かう。
小型機の準備は、ソ連人も協力してくれた。
尋問中の会話を通じて、国に雇われているお互いの境遇を理解し、協力関係ができていた。
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最大のトラブル
月の真上で燃料が切れてしまったアポロ24号。
小型機で月の上空にきたエドワードだが、ドッキングはできない。
諦めかけたそのとき、エレンが案を考える。
小型機にある交換用の燃料タンクをアポロ24号へ向けて、エドワードに投げてもらうというもの。
エドワードが投げた燃料タンクは、アポロ24号を少し外れるが、エレンが命綱を頼りにダイブし、見事にキャッチする。
しかし、エレンが船内に戻ると、急発射の際に大怪我をしていたデュークは亡くなっていた。
月にディークのお墓を立てるエドワードとエレン。
エドワードは地球に帰還し、エレンは月で地球からの記者のインタビューを受ける。
死人も出るような危険な宇宙開発の意義を質問される。
「どんな困難なことにも挑戦し続けるのが人間だ。」と答える。
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評価・感想
AppleTVプラスオリジナル海外ドラマ
『フォー・オール・マンカインド』シーズン1
宇宙開発を舞台としたヒューマンドラマ。
ソ連との宇宙開発競争を背景として、米国NASAの活躍を描く。
死との隣り合わせの宇宙飛行士が大変な仕事であるのは当然ですが、地上で待つ家族の複雑な心境など、ドラマではそう言った点も詳細に描かれています。
宇宙での出来事も興味深い内容となっていますが、家族や関係者のサイドストーリーも丁寧に描かれていてドラマに深みを与えています。
・何度も米国の先を越すソ連からの敗北。
・エドワードの挫折と復活。
・米国初の女性宇宙飛行士。
・訓練中の事故。
・人種差別。
・性別差別。
・女性の社会進出。
・恋人との問題。
・家族の問題。
・家族の死。
・宇宙飛行士を目指す少女。
・ソ連からの妨害工作・スパイ疑惑。
・宇宙でのトラブル。
さまざまなテーマを内包し、毎エピソード、ドラマティックな展開で物語が進みます。
ここではご紹介しきれない数々のドラマがあります。
ラストの9話と10話は怒涛の展開でドラマのエンディングへ向かいます。
AppleTVプラスに加入したら、ぜひ見ていただきたいおすすめの海外ドラマです。
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キャスト・登場人物
AppleTVプラスオリジナル海外ドラマ
『フォー・オール・マンカインド』シーズン1
キャスト・登場人物をご紹介します。
エドワード・ボールドウィン・・・ジョエル・キナマン
カレン・ボールドウィン・・・シャンテル・ヴァンサンテン
シェーン・ボールドウィン・・・テイト・ブルーム
ゴードー・スティーブンス・・・マイケル・ドーマン
トレイシー・スティーブンス・・・サラ・ジョーンズ
モリー・・・ソーニャ・ヴァルゲル
エレン・・・ジョディ・バルフォア
ダニエル・・・クリス・マーシャル
マーゴ・マディソン・・・レン・シュミット
セッジ・・・デイブ・パワー
パメラ・ホートン・・・メガン・レザーズ
アレイダ・・・オリヴィア・トルヒージョ
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シリーズをご紹介
『フォー・オール・マンカインド』の別シーズンについては、別記事で詳しく書いているので、よろしければ、こちらもご覧ください。
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AppleTVプラスのおすすめ作品
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AppleTVプラスのおすすめ作品については、別記事で詳しく書いているので、よろしければ、こちらもご覧ください。
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AppleTVプラスについて
Apple TVあれば、AppleTVプラスオリジナル作品を定額見放題で見ることができます。
Apple TVについては、別記事で詳しく書いているので、よろしければ、こちらもご覧ください。
「Apple TV 4K」徹底解剖!できることは?メリット・デメリットをわかりやすく解説!
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海外ドラマのおすすめ作品
みんなが大好きな海外ドラマ。
海外ドラマのおすすめ作品については、別記事で詳しく書いているので、よろしければ、こちらもご覧ください。
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アニメのおすすめ作品
みんなが大好きなアニメ。
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