本記事は、西野 亮廣「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」を読んだ感想です。
多彩な才能でお笑い界以外での活躍もすごいですね。
ネットには頻繁に西野 亮廣さんが手がけたビジネスやイベントのニュースが流れます。
そんな西野 亮廣さんの著書はさすがに刺激を受ける内容が多かったです。
まだお読みでない方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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はじめに
お笑い芸人のキンコン西野 亮廣さんの「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」を読みました。
絵本を書いたり、クラウドファンディングで資金を集めたり、ビジネスを手がけていたりと、お笑い芸人の枠におさまらないマルチな活動で大注目の西野 亮廣さん。
そんなビジネス界でも注目されている西野 亮廣さんの著書はやはり一味違います。
本書のタイトルもとても興味が惹かれますよね。
本書を読み終えた後は、タイトル同様にあなたにも「革命のファンファーレ」が鳴り響いているかもしれません。
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西野 亮廣「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」
革命のファンファーレは鳴った。
農業革命よりも、産業革命よりも、大きな革命が、よりによって僕らの時代を直撃した。情報革命だ。
インターネットにより、距離や時間の壁がなくなった。
ものの売り方が変わり、働き方が変わり、お金の形が変わり、常識が変わり、道徳が変わっていく。
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目次
人気の本は目次だけ見ても売れる理由がわかります。
刺激的なキャッチコピーや心に突き刺さるタイトルが多いですね。
手に取って読まずにはいられなくなります。
以下は目次の抜粋です。
・他人と競った時点で負け。自分だけの競技を創れ。
・お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術師だ。
・入り口でお金を取るな。マネタイズのタイミングを後ろにズラして、可能性を増やせ。
・作品の販売を他人に委ねるな。それは作品の「育児放棄」だ。
・インターネットが破壊したものを正確に捉え、売り方を考えろ。
・無料公開を批判する人間に未来はない。
・過去の常識にしがみつくな。その船は、もう沈む。逃げろ。
・作品の無料化が進み、エンタメ業界は完全な実力社会になる。
・「セカンドクリエイター」を味方につけろ。
・信用時代の宣伝は、口コミが最強。口コミをデザインしろ。
・自分の作品と、社会を一体化させろ。
・努力量が足りていない努力は努力ではない。誤った努力もまた努力ではない。
・ニュースを出すな。ニュースになれ。自分の時間を使うな。他人の時間を使え。
・お客さんは、お金を持っていないわけではなく、お金を出す「キッカケ」がないだけだ。
・売れない作品は存在しない。キミの作品が売れないのは、キミが「売っていない」だけだ。
・踏み出す勇気は要らない。必要なのは「情報」だ。
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感想
本書を通して感じるのは、過去のやり方にとらわれずに、ネット社会に順応した新しいやり方を理解しないと、これからの時代生きていけなくなるということです。
そして、いますぐ行動することが重要であることを伝えてくれています。
常識のアップデートを止めてはならない。
西野 亮廣さんは冒頭で主張されています。
それと周りを巻き込むことの重要性を説いています。
「お金を稼ぐな。信用を稼げ。」
「自分の作品と、社会を一体化させろ。」
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西野 亮廣さんが主催するサロンのメンバと一緒に、ハロウィンの翌日に「えんとつ町のプペル」の格好で渋谷でゴミ拾いをするイベントをしたそうです。
マスコミでも取り上げられ、結果的に「えんとつ町のプペル」の売り上げアップにもつながったとのことです。
副題が「現代のお金と広告」とあるように、全体的には、これからの時代のお金の稼ぎ方、どのような宣伝活動が効果的なのかということが西野 亮廣さんの体験をもとに語られています。
「えんとつ町のプペル」という絵本は、多くのメディアでも紹介されているのでご存知の方も多いかと思いますが、絵本の製作には、クラウドファンディングで資金を集めていた事実をご存知の方は少ないかもしれません。
「西野 亮廣さんは有名人だからできるんだ」と思うのではなく、時代が変わったことを認識すするべきです。
ネット以前の時代には、そもそもクラウドファンディングなんて仕組みはなかったんですから。
「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」は、これからの働き方に対するヒントが凝縮された内容になっています。
最後に、西野 亮廣さんの言葉を引用します。
好きなようにやらせてもらえないことを立場のせいにしていないか?
売れない原因を環境や時代のせいにしていないか?
自分の不満を誰かが解消してくれることを待っていないか?
まだお読みでない方は、ぜひ読まれることをおすすめします。
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