オーディオブックのAudible(オーディブル)とaudiobook.jpについて解説します。
オーディオブックを利用している方はまだそれほど多くないかもしれません。
ですが、オーディオブックは使ってみることで、はじめてその良さがわかるサービスです。
本記事では、オーディオブックで人気のAmazonのAudible(オーディブル)と読み放題のaudiobook.jpの料金・使い方・メリット・デメリットについて解説します。
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「ながら」で本が読める
オーディオブックの最大のメリットは、時間も場所もシチュエーションも選ばないということです。
紙の本を読む場合では、どこかに座って、読む時間をきちんと確保する必要があります。
それがオーディオブックであれば、歩きながらでも電車で立っている時でも、自宅で料理などをしている時でも本を読むことができます。
このような「ながら」で利用することができるオーディオブックの活躍の場は、さまざまなシーンがあります。
■オーディオブックの活躍の場
・通勤通学時
・料理中
・ジョギング中
・パソコンで作業をしている時
・就寝時
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「ながら」で読書をすることができるオーディオブックなら、時間を有効に使って読書をすることができます。
「読みたい本はあるけど、時間がない。」という方には、オーディオブックは特におすすめです。
プロのナレーターの朗読が聴きやすい
もうひとつのオーディオブックの魅力と言えば、プロのナレーターの方が読んでくれる点です。
プロのナレーターさんの朗読はすごいです。
話の内容がとてもよく頭に入ってきます。
本当に驚くほど、本の内容が頭に入ってくるんです。
わたしのオーディオブックの目的は時間の節約でした。
それが実際にオーディオブックの利用を開始してみると、ナレーターさんの朗読がとても心地よく、当初の目的の時間の節約以上に、オーディオブックの魅力に引き込まれていきました。
これは実際にオーディオブックを試してみないとわからない感覚です。
さらに、書籍によっては、芸能人の方がナレーターをしているものがあったりもします。
有名芸能人の方も多数ナレーターとして参加しています。
「あの方もナレーターをしているのか。」といった発見もあってちょっと得した気分にもなります。
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オーディオブックは2強
そんなオーディオブックですが、現在のオーディオブックはAmazonの「Audible(オーディブル)」とオトバンクの「audiobook.jp」の2強といった展開です。
audiobook.jpの方が先行してオーディオブックをスタートさせていましたが、後発のAmazonは、そのスケールメリットをいかして、audiobook.jpとは違った切り口でオーディブルを展開しています。
オーディブルとaudiobook.jpのサービス内容は、かなりの違いがあります。
サービス名 | 特徴 |
---|---|
Audible(オーディブル) | ・月額 1,500円 ・毎月1コインがもらえる(オーディオブックの購入可能) ・オーディオブックが30%OFFで購入できる ・コンテンツが豊富 ・返品機能 ・再生速度(0.5倍~3倍)の調整が可能 ・目次から再生する場所の指定が可能 |
audiobook.jp | ・月額 750円 ・コンテンツが豊富 ・再生速度(0.5倍~4倍)の調整が可能 ・目次から再生する場所の指定が可能 ・さまざままなキャンペーン |
Audible(オーディブル)とaudiobook.jpの詳細については、以降で、特徴・メリット・デメリットなどを1から丁寧にわかりやすく解説します。
Audible(オーディブル)
Audible(オーディブル)は、Amazonが提供しているオーディオブックサービスです。
オーディブルは、オーディオブックの読み放題サービスではありません。
基本的な使い方は、オーディブル内で使えるコインが毎月1枚もらえるので、そのコインを使って、好きなオーディオブックを1冊購入することです。
また、オーディブルの月額会員であれば、30%割引でオーディオブックを購入することができます。
ちなみに、月額会員でなくても、オーディブルでオーディオブックを購入することは可能です。
ただし、その場合、月額会員と異なり、定額料金での購入となります。
多くの方がAmazonで買い物をしていると思うのでAmazonアカウントをお持ちだと思いますが、オーディブルの利用にはAmazonのアカウントが必要です。
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料金プラン
Audible(オーディブル)の料金プランは、月額 1,500円です。
30日間の無料のお試し期間があります。
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毎月1コインがもらえる(オーディオブックの購入可能)
Audible(オーディブル)では、会員登録すると毎月1コインがもらえ、もらったコインでオーディオブックが1冊購入できます。
オーディオブックの価格に関わらず、このコインでどれでも好きなオーディオブックを購入することができます。
ちなみに、無料のお試し期間中にも、このコインはもらえます。
ありがたい特典として、無料のお試し期間中にコインで購入したオーディオブックを、オーディブルを解約した後でも使い続けることができます。
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オーディオブックが30%OFFで購入できる
Audible(オーディブル)は、会員登録しなくてもオーディオブックを購入できますが、その場合は定価での購入となります。
月額1,500円の会員になれば、どのオーディオブックでも30%OFFで購入できるようになります。
たとえば、1,500円の書籍を5冊購入するお金で、オーディオブックなら6冊も購入することができます。
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コンテンツが豊富
気になるAudible(オーディブル)のラインナップですが、さすがはAmazonのラインナップです。
コンテンツの数は、海外・国内を合わせて40万タイトル以上があります。
ジャンルも、ビジネス書、自己啓発書、小説、落語、洋書など20以上のカテゴリーがあります。
古い書籍だけではなく、最新のベストセラー本もあります。
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Audible Station
Audible Stationでは、吉本芸人によるお笑い番組、落語、ニュース、ビジネス、文学、NewsPicksで人気の「WEEKLY OCHIAI」、「NewsPicks アカデミア」の特集コンテンツを聴くことができます。
特におすすめの番組は、東野幸治の対談番組、松本人志・高須光聖の放送室、ホリエモンチャネルの動画未公開分の放送などです。
オーディブルに加入したら、ぜひ一度聴いてみてください。
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返品機能
Audible(オーディブル)は、読み放題サービスではないため、内容が気に入らない、間違って購入してしまったといったことがあるかもしれません。
そういった方を想定して、オーディブルには「返品機能」があります。
返品対象は、「コインで購入したもの」、「お金で購入したもの」のどちらも対象です。
つまり、実質オーディブルはオーディブックが読み放題になるということです。
月額1,500円は少し高いかなと考えている方にも、オーディブルを使ってみようという気にさせます。
やっぱり読み放題サービスの方が利用者にはありがたいです。
少しめんどうくさい点として、「返品機能」はスマホアプリにはありません。
オーディブックのWebサイトからでないと「返品機能」を使うことができません。
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再生速度(0.5倍~3倍)の調整が可能
Audible(オーディブル)には再生速度を調整できる機能があります。
倍速は0.5倍速~3倍速から選ぶことができます。
使ってみるとわかりますが、1.5倍や2倍速ぐらいであれば、内容の聞き取りにはまったく影響はありません。
倍速機能は、時間がない方にとっては、かなりありがたい機能です。
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目次から再生する場所の指定が可能
Audible(オーディブル)には早送り、巻き戻し、特定の場所から再生する機能があります。
オーディオブックを聴いていると、途中から聴きたいときや巻き戻して聴きたいときがあります。
そのようなときには、目次機能を使いましょう。
目次機能は、オーディオブックを好きなところから聴くことができて、とても便利です。
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audiobook.jp
audiobook.jpは、オトバンクが提供しているオーディオブックです。
audiobook.jpでは、月額料金で読み放題のプランとaudiobook.jp内で使えるコインを購入して好きなオーディオブックを割引価格で購入するプランがあります。
ちなみに、audiobook.jpの会員でなくても、オーディオブックを購入することができますが、会員でない場合、割引は適用されません。
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料金プラン
料金プランは、定額の読み放題プランと割引価格でポイント購入のプランの2種類があります。
聴き放題プラン
audiobook.jpの料金プランは、月額750円で聴き放題です。
30日間の無料期間があります。
月額330円〜からの月額会員プラン
1ポイント = 1円でオーディオブックの購入に使えます。
金額が高くなるにつれて割引価格がお得になります。
価格 | ポイント |
---|---|
330円 | 355ポイント(25ポイントお得) |
550円 | 610ポイント(60ポイントお得) |
1,100円 | 1,220ポイント(120ポイントお得) |
2,200円 | 2,450ポイント(250ポイントお得) |
5,500円 | 6,500ポイント(1,000ポイントお得) |
11,000円 | 13,450ポイント(2,450ポイントお得) |
22,000円 | 28,000ポイント(6,000ポイントお得) |
33,000円 | 42,000ポイント(9,000ポイントお得) |
コンテンツが豊富
気になるaudiobook.jpのラインナップですが、AmazonのAudible(オーディブル)と比較すると、数では劣ります。
このあたりは書店からスタートしたAmazonに軍配が上がります。
ただし、やはり月額750円で聴き放題というのはAudible(オーディブル)にはない魅力です。
低料金でたくさんのオーディオブックを聴きたいという方には、audiobook.jpはおすすめです。
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再生速度(0.5倍~4倍)の調整が可能
Audible(オーディブル)と同様に、audiobook.jpにも再生速度の調整機能は備わっています。
倍速は、0.5倍速〜4倍速を選ぶことができます。
再生速度を変更できのは、とても便利です。
1.5倍や2倍速ぐらいであれば、内容の聞き取りにはまったく影響はありません。
倍速機能は、時間がない方には、ありがたい機能です。
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目次から再生する場所の指定が可能
Audible(オーディブル)と同様に、audiobook.jpにも早送り、巻き戻し、特定の場所から再生する機能があります。
オーディオブックを聴いていると、途中から聴きたいときや巻き戻して聴きたいときがあります。
そのようなときには、目次機能を使いましょう。
目次機能は、オーディオブックを好きなところから聴くことができて、とても便利です。
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さまざままなキャンペーン
audiobook.jpでは、有料会員向けのキャンペーンを不定期に実施しています。
聴き放題プランは月額750円で聴き放題ですが、audiobook.jpで扱っている本が全て聴き放題というわけでありません。
ですが、聴き放題プランの会員が、聴き放題で聴けない本を聴きたいときだってあります。
そんなときにありがたいのが「人気作品が40%オフ」などのセールです。
audiobook.jpには、こういったお得なキャンペーンが頻繁にあります。
月額料金が低料金であるにもかからず、こういった特典もあるのがaudiobook.jpの魅力でもあります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
オーディオブックの魅力と言えば、やはり何かをしながらの「ながら」で聴くことができる点です。
通勤・通学時。
ネットサーフィンをしているとき。
お料理をしているとき。
ジョギングをしているとき。
寝るとき。
「ながら」でできるシーンは、かなりの場面があります。
それとオーディオブックは、ナレーターの方の声がとても心地がいいです。
やっぱりプロのナレーターは違います。
「ながら」で聴いていても、すーっと内容が耳に入ってきます。
わたしは、もともと本を読むのは好きでしたが、オーディオブックの魅力にあっという間にハマってしまいました。
ぜひ、みなさんにもオーディオブックの魅力を知ってもらいたいですね。–
本記事では、オーディオブックで人気のAmazonのAudible(オーディブル)と読み放題のaudiobook.jpの料金・使い方・メリット・デメリットについて解説しました。