ビジネス書から学べることは、とても多くあります。
自分では経験できないことを、他人がわかりやすく体系的にまとめて説明してくれたものが、ビジネス書です。
ノウハウ・ハウツー本や自叙伝など、ビジネス書といっても、種類はたくさんあります。
ビジネス書は、それこそ毎週のように出版されているので、書店に行けばビジネス書があふれています。
「ビジネス書のおすすめが知りたい。」
「仕事に役立つビジネス書が読みたい。」
こういった方は、本記事の対象になります。
本記事では、できる人は読んでいるビジネス書16選を解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
- 1 できる人は読んでいるビジネス書
- 2 夢をかなえるゾウ
- 3 伊藤忠 丹羽革命…社長の覚悟が会社を変える
- 4 ウィニング 勝利の経営
- 5 考える技術
- 6 渋谷ではたらく社長の告白
- 7 不格好経営―チームDeNAの挑戦
- 8 リクルート流 「最強の営業力」のすべて
- 9 上司は部下より先にパンツを脱げ!
- 10 昼メシは座って食べるな!
- 11 狼たちへの伝言
- 12 戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ
- 13 ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
- 14 裸でも生きる―25歳女性起業家の号泣戦記
- 15 夢とお金をつかむキャリアのつくりかた
- 16 すべては一杯のコーヒーから
- 17 オンリーワンになるためのエンジニアプロ論
- 18 まとめ
できる人は読んでいるビジネス書
平均して、週に1冊は本を読んでいます。
その多くは、仕事のためにと思って読んでいるビジネス書や技術書です。
わたしが読んでいる技術書は、仕事の内容によっては、関係のない方も多いと思われるため、本記事では、仕事の業種に関係のない普遍的な内容のビジネス書をご紹介します。
ご紹介するビジネス書は、いつの時代でも変わらない不朽の名作ばかりです。
最近のものから昔のものまで、内容は幅広いものとなっています。
それでは、できる人は読んでいるビジネス書16選を解説します。
夢をかなえるゾウ
「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」
ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた、関西弁を喋るゾウの姿をした神様ガネーシャ。
神様ガネーシャが、さまざまな教えは、ダメダメサラリーマンに教えていくことになるのだが・・
内容は当たり前的なことばかりですが、できていない方はとても多いと思います。
読んでいて、耳に痛いことばかりです。
元お笑い芸人の方が著者なので、思わずクスッと笑ってしまう文書になっていますが、その内容はどれも、ためになる教訓ばかりです。
「ビジネス書はお堅くて、読むのが苦手」という方には、特におすすめのビジネス書です。
ダメダメサラリーマンとガネーシャが繰り広げる、笑って、泣けて、ためになるに小説のようなビジネス書です。
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伊藤忠 丹羽革命…社長の覚悟が会社を変える
バブル崩壊によって危機的状況にあった伊藤忠商事は、不良債権を一括処理します。
その額、なんと約4000億円。
丹羽宇一郎社長の会社存亡を賭けての戦いが始まります。
大手総合商社の伊藤忠商事の経営改革をテーマにした実話です。
丹羽宇一郎社長は、伊藤忠商事を退社後にも、さまざまな業界で活躍された、ビジネス界の有名人です。
本書にでてくる丹羽宇一郎社長の言葉は、どれも心に響く熱い言葉ばかりです。
会社でくすぶっている方や、会社に対して不平・不満がある方には、特におすすめのビジネス書です。
ウィニング 勝利の経営
米国のGE(ゼネラル・エレクトリック)を時価総額・世界No1の企業に育て上げ「20世紀最高の経営者」と呼ばれるジャック・ウェルチ氏の著書です。
アメリカではこの1冊があれば、他のビジネス書はいらないとまで言われているサラリーマンのバイブルです。
著書のジャック・ウェルチ氏はアメリカ人ですが、日本人のわたしたちが読んでも参考になる内容になっています。
経営者視点から書かれた内容になっていますが、裏を返せば雇われている側が読めば、経営者が求めている人材について理解することができます。
とてもボリュームがあって読むのが少し大変ですが、ぜひすべての方に読んでほしいビジネス書です。
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考える技術
経営コンサルタントで有名な大前研一氏。
論理思考を身につける具体的方法、アイデアの生み出し方、先見性を磨く術を余すところなく解説しています。
大前研一氏の著書はかなりの数を読んでいますが、その中でいちばんのおすすめが「考える技術」です。
本書を読めば、普段の生活でわたしたちがいかに、考えている時間が少ないことに気づかされます。
ちょっとした隙間時間でも、アイデアを考えたり、頭の訓練をすることは可能です。
「考える技術」から、思考に対するエッセンスを学ぶことができます。
渋谷ではたらく社長の告白
サイバーエージェントの社長の自叙伝です。
いまでは華々しくメディアにも登場する方ですが、その経験してきた苦労は半端ではありません。
何年も一日も休まず働いていたなどのモーレツ仕事人のエピソードが満載です。
自叙伝になっていますが、さまざまなエピソードから、みなさんの仕事にも活かせるノウハウを学ぶことができます。
インターネット業界を牽引してきたサイバーエージェント。
本書では、ネット業界の成長過程から、ネットバブルの崩壊まで、著者の体験からネット業界の一面もうかがうことができ、ネット業界で働いている方には、特に興味深い内容となっています。
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不格好経営―チームDeNAの挑戦
DeNAの創業者の著書です。
DeNAは、サイバーエージェントと同様に、ネット業界の大手企業です。
学生の人気企業ランキングにも常に上位にくる人気企業ですが、本書では、創業期の数々の失敗談が語られていています。
多くの挫折や失敗を経て、現在の人気企業になっています。
ネット業界の方だけでなく、多くのビジネスマンに学びを得ることができる内容となっています。
リクルート流 「最強の営業力」のすべて
リクルートは、多数の優秀な人材を輩出する企業として有名です。
本書は、かつてリクルート史上最強と言われた部に在籍した著者による、リクルート流の営業本です。
内容は営業本ではあるのですが、仕事への取り込み方、仕事をおもしろくするための工夫など、営業職以外の方にとっても多くの学びを得ることができる内容となっています。
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上司は部下より先にパンツを脱げ!
こちらもリクルート出身者が書いたビジネス書です。
やはり人材輩出企業と言われるリクルートの方が書いた本はおもしろいです。
ためになるノウハウから、仕事への心構え、仕事を楽しくするための工夫など多くのことを学ぶことができます。
著書の新人時代から、会社を経営する社長になってからの話まで、さまざまな立場から、多くの教訓が書かれています。
仕事をする上でのノウハウがわかりやくまとめられています。
昼メシは座って食べるな!
大学時代に1億円を稼ぎ、野村證券では前人未到の営業成績を残した、伝説の営業マンが書いたビジネス書です。
モーレツに働く著者の話からは、仕事に対するノウハウ・ハウツーだけでなく、情熱ももらうことができます。
著書の新人時代の話から、野村證券を辞めて経営者になってからの話まで、さまざまな観点からの著書の体験談が語られていますが、そのどれをとっても熱い内容になっています。
仕事で少し落ちこんているときに本書を読むと、やる気がでる内容になっています。
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狼たちへの伝言
「もっと男を光らせたかったら、女にモテたかったら、そして王道を歩みたかったら…。
小利口に生きることを捨て、もっとエキサイティングに生きろ。
ブタにはなるな。狼になれ。
そうすれば、世の中どんなにおもしろいか。退屈しないか。」
著者からの熱いメッセージです。
この言葉に感じるものがあれば、ぜひ読んでみてください。
全編を通して、著書の熱いメッセージを読むことができます。
戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ
36歳の変革リーダーの実話をもとに、改革プロセスを具体的に描くビジネス小説です。
ストーリー仕立てになっているので、小説を読みながら、ビジネスのノウハウを学ぶことができます。
本書では、仕事に対するPDCAを具体的な題材をもとに、学べる内容となっています。
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ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
世界で売れているベストセラーのビジネス書です。
著者はアメリカ人です。
こちらもビジネス小説なのですが、仕事に対するノウハウを学ぶことができます。
本書のテーマは、仕事のボトルネックです。
全編を通じて、ボトルネックがいかに、全体に対して影響を及ぼし、スケジュールの遅延を発生させるかを具体的に書かれています。
本書を読めば、ボトルネックに対する最適化手法を学ぶことができます。
裸でも生きる―25歳女性起業家の号泣戦記
数々の失敗、挫折、裏切りに遭いながらも、発展途上国発のブランドを軌道に乗せた著者。
マザーハウスの経営者といえば、わかる方も多いかもしれません。
あまりの挫折の多さに、とても驚かされるとともに、尊敬の感情が生まれてきます。
仕事のノウハウというよりは、目標に向かってひたすらに突き進む情熱の大切さを学べる内容となっています。
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夢とお金をつかむキャリアのつくりかた
普通のOLから外資系金融機関へ転職し、年収&ポジションの大幅UPに成功した著者。
女性軽視というわけではないのですが、女性でこれだけモーレツに働らかれている方がいることに、正直驚きました。
もちろんただ単にモーレツに働いているだけではなく、とても戦略的に、そして誰よりも多くの時間を仕事に費やしています。
モーレツに働く姿からの学びも多いですが、戦略的に仕事をすすめるためのノウハウなどを学ぶことができます。
すべては一杯のコーヒーから
コーヒーショップのタリーズの起業物語です。
社長の著者は、のちに政治家へ転身するほど、仕事・世の中に対する熱い気持ちを持っています。
ビジネスにかける夢と情熱、小さなお店1つから全国規模のチェーンに成長した過程は、単純に読み物としてもおもしろいです。
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オンリーワンになるためのエンジニアプロ論
複数のエンジニアの方が、ご自身の体験や考えを語っています。
大企業の方、ベンチャー企業の方など、さまざまな方が著者となっています。
DeNAの社長の若かり頃のインタビュー記事もあります。
ソフトウェアエンジニアの方におすすめのビジネス書です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・夢をかなえるゾウ
・伊藤忠 丹羽革命…社長の覚悟が会社を変える
・ウィニング 勝利の経営
・考える技術
・渋谷ではたらく社長の告白
・不格好経営―チームDeNAの挑戦
・リクルート流 「最強の営業力」のすべて
・上司は部下より先にパンツを脱げ!
・昼メシは座って食べるな!
・狼たちへの伝言
・戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ
・ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
・裸でも生きる―25歳女性起業家の号泣戦記
・夢とお金をつかむキャリアのつくりかた
・すべては一杯のコーヒーから
・オンリーワンになるためのエンジニアプロ論
本から得られることはとても多いです。
本には、自分では経験できない体験に基づく活きたエッセンスが詰まっています。
メンタル的なもの、ノウハウ的なものなど多種多様の濃縮された経験談が語れられています。
ご紹介したビジネス書は、普段あまり本を読まない方にも、ぜひ手に取って読んでみてほしいものです。
本記事では、できる人は読んでいるビジネス書16選を解説しました。